FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いわき見聞録 悪の砦:ら・ら・ミュウ

御存知かとは思うが、福島県では血で血を洗う、仁義なき県内勢力争いが続いている。




県庁所在地の権威で全土を従えようとする、福島市。

東北の商都としてスタバをも擁し繁栄を謳歌する、郡山市。

白虎隊、八重の桜…歴史と伝統を誇る、会津若松。

そしてアンモナイトの、いわき市。

客観的に見て、互角であると言えるだろう。


さて、こうした群雄割拠の戦乱の中、いわきが台頭するための武器、それはである。
まぁ、これでも聴きながら読んで頂きたい。


小名浜なくしてカツオなし、いわきなくしてカマボコなし。
全国に名だたる良港、小名浜港。
震災、津波、風評……大きな打撃を食らおうとも、再起を虎視眈々と狙い、漁の準備に余念がない。

小名浜


決して「いわき漁港」ではないので注意が必要だ。



   ↑
本文とは関係ありません。



さて、そんな小名浜に、魅惑のモールが存在する。
海産物市場とレストラン、イベントスペースや遊覧船乗り場を兼ねる、小名浜ベイサイド・カルチャーの発信基地。
それがコチラ、「いわき・ら・ら・ミュウ」である!

ららみゅう


見ろ!
人が全然いねぇ!



・・・というのもですね、私は土曜と日曜の2回言ったのですが、この時の写真が日曜夕方に撮った物だからなのですよ。「ら・ら・ミュウ」は、小名浜港1号埠頭という港に面した場所にあるため、土曜の昼ぐらいだと、ベイサイドに集う親子連れやカップルで賑わってるんですけども、日曜の夕方ともなると、割と潮風が吹いて来て肌寒い(5月の場合)というのもありまして、みんな、施設の中に入ってんのよね。

で、施設の中で何やってるかと言うと、海産物販売スペースで買い物をしたり。
小名浜と言うと、カツオメヒカリが有名ではあるのだが、まぁ海の物なら何でも手に入る市場である。

ららみゅう内部


…という事で、たいへん充実した海産物売り場ではあるのだが、当方はこの後、東京まで帰らねばならないため、鮮魚を買っても持って帰るのが大変である。仮にイカを買って、その臭いをプンプンさせていたら、あらぬ誤解を受けかねない。誤解って言うか、おおむね事実だとしても「今回のこれは、普段と違ってほんとに海産物だから!」と説明して回るのも面倒。てなわけで、とりあえず海産物売り場を後にして、ららミュウ内を探検することにした。

1階は地元の土産が一気に買えるショッピングモールと、遊覧船の受付カウンター。
2階はレストランや、子供を遊ばせておくためのキッズスペース、そして地元FMの中継ブースと展示場がある。

さて、2階にある展示場では、「いわきの東日本大震災展」というのをやっていた。入場無料。


笑顔
(実は、一連の「いわきシリーズ」の中で、最後まで悩んだのが、この部分の扱いだった。どういう表現で、どこまで何を書くか、どんな画像を使うか等だ。で、色々逡巡した結果「普段通りのアレで」という結論に達したので、普段通りにアレする)




まぁ何というか、いわゆる「地域密着型・小規模展示」である。
国立ほにゃらら大学とナントカ博物館が○億円を投じて…とかいう形ではなく、地元の記憶を展示しようと。

そんなわけで、入口には地元の小学生が描いたポスターなどが飾られているわけだが、物によっては「ドラッグやりながら描いたのだろうか?」と思われる使や、シュルレアリスムの影響がうかがえる文章なども散見される、すぐれてアバンギャルドな展示となっておりました。




なお、展示スペースの3分の1ぐらいは海上保安庁が使っていた。
小名浜港は、第二管区海上保安本部の重要拠点で、福島海上保安部が置かれているのですよ。
無論、震災時も大活躍。多くの人命を救ったのであります。
海保展示




しかし、海保も、記録班が撮影した写真パネルなどを飾りながら
「ずいぶん広い展示スペースを貰ったけど、これといって展示する物がない
と悩んじゃったようで、役場に貼ってあるようなポスターをベタベタ貼り始めるという暴挙に。

海保展示3募集

もはや東日本大震災まったく関係ない、普通の募集ポスターですよ。
田舎の公民館に、良くある光景です。



更には、映画『海猿』の巨大パネルを飾るなど、もはや何の展示だか分かりません。
「いわきの東日本大震災展」を見に来て、まさか「ああ、このBRAVE HARTSという表記は、あの面倒くさい原作者と揉めたから【海猿】併記にしたんだな」などと再確認する羽目になるとは思いませんでした。
海保展示2制服


しかしまぁ、実際、自衛隊・警察・レスキュー・入管・環境Gメンなどを兼ねる、以上に幅広い過酷な任務の割に顧みられることの少なかった海保にとって、海猿は極めて大きなコンテンツだったのでしょう。美男美女が、海保の情熱と任務の尊さを伝える、優れたエンターテイメント作品ですから。

そのため、最近では海保の人気も上々なようで、制服で写真撮影できる企画などもやっておりました。
しかし観て分かるように、平日しかやってないあたり、どうなんでしょうか。
平日の昼間に、ショッピングモールでウロウロしてる人種は、割とアレだと思うのですが…休日に、小さい子を連れた家族とか、高校生ぐらいの「将来どうしよっかな~、公務員とかもいいかもな~、海も好きだしな~」って若者を狙った方が良いのでは。


無論、海保が地道に広報活動を行っている努力は感じられるのですが、全体的に、あらゆる意味で色濃く昭和を残した伝統芸としての広報活動となっております。

杉良



なお、昨今流行りの「ゆるキャラ」にも目を向けておりまして「フラうーみん」なるキャラが、何の説明も無く展示されております。

海保キャラ


なにやら海上保安庁は「うみまる・うーみん」というアザラシっぽい生き物のマスコットキャラを持ってまして、キティちゃんのように「ご当地もの」があるらしいのですよ。で、第二管区海上保安本部の福島海上保安部は小名浜を拠点としているため「小名浜っていえば、いわき市だろ…いわきと言えばハワイアンズ、じゃあフラダンスか?」という連想ゲームで作られたキャラと思われます。

調べてみたところ、福島海上保安部は「フラうーみん」に加えて「野口英世バージョン」「野馬追バージョン」を有し、第二管区海上保安本部(東北地方)の持つ6種類中3種類を福島関連で占めている模様。
ただ、「フラうーみん」も「野口英世バージョン」も「野馬追バージョン」も、これまで生きてきた中で1回も見た事ないので、一体どこでキャラクター展開しているのか謎は深まるばかり。
Googleで検索しても画像が出てこないってのは凄い話ですよ。


ま、そんな展示でした、避難所の再現とか、そういう真面目な部分もありますけどね。
良かったのは、展示の第一章が「笑顔」をテーマにしてた点ですかね。
「こんなに悲惨でした」を伝えるのは、もちろん重要。でも地元の展示なら、やっぱり「再起」から始まらないとね。

まぁ、そんな事を言いつつ、自分がやってたのは
「カツオのタタキ風カマボコ食って食欲にターボが掛かり、ららミュウ前のデッキで、液体を中心とした御当地もの食いつつ海保の艦艇を眺めクダをまく」という、震災まるで関係ない、ただのグルメ旅だったんですけどね。
豪勢
(小名浜港は、1号埠頭に「ららミュウ」、3号埠頭にアクアマリン、あと、何号だかわからんけど、工場萌えの人向けの工業地域も広がっている)



問題は「夕方6時に閉店」という、共産圏の役所みたいな、ららミュウの営業時間。

倉庫街

小名浜港は「男の海」みたいな漁港もあるが、ベイエリアとしての再開発が進んでるようで、近所には倉庫街風のショップ&レストラン施設も。
「東北の、みなとみらい」になる素質はあるのに夕方6時閉店とか、どういう事だ。
財閥の令嬢だって、もう少し夜遊びするわ。

バー、ビリヤード、カラオケ、ダーツ、クラブ、ゲーセン、バッティングセンター、カート場、ファミレス、スーパー銭湯…
なんぼでも施設作るスペースあるし、若者を港に滞留させりゃ、エリンギとカマボコを串刺しにして焼いたようなスナックを供する屋台とか、儲かるのに。
娯楽施設が無いから、シャコタンで国道走っちゃうんじゃねーかな…


と、まあ、そんな感じでございました。
詳しくは、また次回。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




そして、我がエリンギ。


福島県いわき市の小川キノコ園にて培養中の、我がエリンギ。
従業員の皆様の愛に育まれ、それはもう、それはもう、立派なエリンギに育つ予定である。

8①俺エリンギ


なにやら、週末に朝市があったようで、小川キノコ園も参加。
梅雨時ではあるが、この日は快晴。
うららかな初夏の日差しに包まれた朝市であった模様。
8③朝市


そして、味自慢のキノコである。
キノコ園のフラッグシップはエリンギであるが、しいたけや、うすひら茸も扱っている。

8④朝市2

しかしまぁ、問題点は「いわき市で早朝に開かれている市は、始発で東京から向かっても参加できない」という点。

案ずるな、通販がある。

コリコリしててシャッキリポンで美味いぞ。
上の写真にも載っているが、ピリ唐に仕立てた加工品は、メンマのような味わいでありながらメンマよりも歯ごたえが心地よく、カツオ節を振りかけると、酒のアテとして最適だ。

まだ父の日、間に合うぞ!
実家に送ったらんかい!


なお、朝市は、地元農家さんが何件も参加する模様。
みなさん、思い思いの品を出品するそうです。
いわきにお住まいの方は、ぜひ。
8⑤朝市3 8⑥朝市4


<オマケ:えりんぎちゃんは、おとうさんが台所に立つと、隙間からそっと見てる>

えりんぎ見てる



次回は、えりんぎちゃん特集。
御主人によって明かされる、えりんぎちゃんの全て!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

これもう、エリンギちゃんを小川キノコ園のマスコットに採用するしかないですね♡

クラブねえ…人は多いけど、クラブに来るようなオサレな人口が足りないんじゃないかと。
最初お洒落でも、そのうちメニューに焼そばがのり、ビリヤードが卓球台やUFOキャッチャーに変わり、チューハイがのり、地元のオバちゃんの手作り漬け物とか置かれるようになり、最後は衰退する様子が目に浮かぶようです…。

いわき=共産圏、は結構当たらずといえども遠からずですね、いいところついてます。

No title

はじめまして。懐かしくも楽しく拝見させていただいてます。
ちなみに今は会津側の人間だったり

小名浜は……平からも遠くてJRも通ってないですしねぇ
いわきは観光地が適度にバラけててなんとも。
しかしそんな小名浜にも資本主義の波が!でっかいイオンモールが出店するとかなんとかで。

No title

この
「まだ父の日、間に合うぞ!
実家に送ったらんかい!」
のノリツッコミに昭和の匂いを感じる。
プロフィール

岡田ぱみゅぱみゅ

Author:岡田ぱみゅぱみゅ
テスト運用中

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。